【遠距離体験記1】遠距離になる友達への片思いを成就させた方法が意外だった!?

人生には出会いがあれば、別れもあります。

普段は特に何も思わない人のことでも、離れる直前や離れたあとで、“寂しい”“つらい”と感じる場合がほとんどです。

 

これから4回に分けて、僕が実際に経験した&現在も経験中の「遠距離恋愛体験記」をご紹介していきたいと思います。

遠距離恋愛中で悩んでいる方や、これから遠距離になる予定で不安に駆られている方の参考に少しでもなれば嬉しいです!

最初は仲のいい普通の友達

恋愛関係になる以前の関係は?

僕と彼女は同じ高校の同級生だった

 

実際に話す前に、まずは自己紹介からしないといけないですね!

 

僕の名前はテツと言います。

現在沖縄の大学に通う男子学生です。年齢は20歳。大学3年次です。

そして、現在遠距離中の僕の彼女は熊本の大学に通っていて、同じく20歳、大学3年次です。

 

僕と彼女は沖縄で同じ高校に通っていた同級生で、知り合ったのも高校からです。

それと、高校では同じバンドのメンバーでした。

 

高校時代は同じバンドメンバーだった
 

これを聞くと、「おっと、バンドメンバーに迷惑かけた感じの恋か…?」と考える方もいると思いますが、僕たちが付き合うことができたのは、バンドメンバーが裏で手を回したり(言い方悪いかな?(笑))、相談に乗ってくれて、応援してくれたということがとても大きいです。

このことは後で話すことにしますが。

 

もちろん、彼女とは同じバンドメンバーということもあり、他の女子よりも話す機会が多かったので仲は良かったほうだと思います。

 

ふたりでバスに乗って帰ることもありましたし、ふたりで学校帰りに夜の公園でギターを弾きながら過ごしたこともありました。

 

今思い出してみると、「めっちゃ青春してたんだな」とは感じます。(笑)

 

でも、今彼女にその当時のことを聞いてみても「恋心は全くなかった」そうですし、僕自身も「仲の良い友達」という感じだったので、それまでの関係でした。

 

そんな感じでただの友達だったわけですが、転機がありました。

 

ただの友達から恋愛対象へ発展

 

それは、高校卒業式が終わって数日後に行われた「卒業パーティー」です。

沖縄の高校では「卒業パーティー」といって、各高校が卒業式が終わった数日後、宴会場を貸し切った盛大なパーティを行います。

僕たちのバンドは、そこで余興をやらせてもらうことになりました。

 

余興の練習をしているときは、高校生活と同じように普通に楽しかったのですが、卒業パーティーが終わってしまうと、”みんなと会う機会は本当に皆無に等しくなってしまうんだな”と実感が湧いてきました。

 

僕らのバンドは男子3人女子3人なのですが、パーティーが終わって男子友達数名と歩いていると、バンドメンバーの女子三人から電話が入ってきました。

バンドの男子1人1人に電話をかけて、最後のメッセージみたいなことをしてくれていたのです。

 

帰り道にバンドメンバーから電話が
 

僕が電話をとったとき、最初は彼女と違う女子メンバーの1人でした。

 

そのメンバーと少し話したあと、むこうの電話が彼女と換わったのですが、彼女は話し出すや否や泣き出してしゃべれなくなってしまったのです。(笑)

 

女性の方には覚えておいていただきたいのですが、男子って以外と簡単な生き物です。

 

僕も例外ではありませんので、彼女が泣き出したことで、

「ん?今のなに?なんの涙?どういうこと?」

と、頭の中がそのことでいっぱいになります。(笑)

 

たとえ、それが恋愛的な涙でなくても。

 

これで、いつの間にか(というか一気に)友達モードから恋愛モードの入り口に誘導されてしまったのです。(笑)

 

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まず最初に実践したこと

まず最初に実践したこと
 

その後、彼女のことを考えることはありつつも、学校のように強制的に会う機会があったわけではないので、なんの進展もありませんでした。

 

が、卒業パーティから何日か経った後、彼女から連絡があったのです。

 

その内容というのが、

彼女
あした、暇ー?一緒に勉強しよう。

みたいな内容でした。

 

しかし、その時期は大学受験も終えていて、僕は沖縄の大学に、彼女は熊本の大学に進学が決まっていました。

なので、「今ごろ勉強?」とは思いましたが、卒業パーティー後の電話の件もあったので、

とりあず、

テツ
いいよー。じゃあ明日13時ね。

と返信。

 

でも、本当のところ、

「勉強ってどういうこと???ん?もしかしてだけど~っ」

って状態でした。(笑)

 

一回目のデートへ

 

最初のデートは、大型ショッピングモールのフードコートでお勉強という、ありがちなデートでした。

それをデートと呼ぶのかどうかも危ういですが。(笑)

 

まあもちろん、結局は1時間経ったぐらいで集中は途切れて、雑談タイムに入りました。(笑)

 

そのとき、「今好きな人いる?」とか、「将来どうするの?」みたいな話をしたと思います。

 

そのあとは、彼女が熊本で一人暮らしを始めることもあって、近くのニトリまで歩いて二人で行きました。

 

もちろん、ふたりとも特に”いい雰囲気”になることもなく、普通に友達として楽しい時間を過ごしました。

 

一回目のデートはこれで終了。(笑)

 

正直なところ、むこうからアプローチをかけてきたので、「何かあるかも?!」と思ってはいたのですが、全く何もありませんでした。(笑)

 

でも逆にその程度で終わっていたことが、

「楽しかったけど、これでもう会えないのか…。」

と、物足りない気持ちにさせられてちょうどよかったのかもしれません。

 

二回目のデートで変わった印象

 

2回目のデートもむこうから誘ってくれました。

(こうして振り返ってみると、アプローチするならとにかく行動するって大切です。(笑))

 

1回目のデートからは2日ほど間が空いていたので、その間に相手のことを考ることができ、ちょうどいいタイミングでした。

 

2回目のデートは、

彼女
明後日ひまー?プラネタリウム見に行こうよ!

って感じで誘われました。

 

しかし、よくよく調べてみるとプラネタリウムは夏季しか営業しておらず、3月は営業していなかったのです。(笑)

 

そこで、結局、

テツ
キャッチボールしよう!

 

てなことで、キャッチボールをすることになりました。

 

なぜか、「バス待ちするの面倒くさいから歩いて行こう!」みたいなノリで公園まで歩くことに。

歩きで1時間以上かかる公園まで、おしゃべりしながら歩いて行きました。(笑)

これまで普通の友達だったので、歩いている間も会話に困ることはありませんでした。

 

帰りはバスで隣同士に座って帰ったのですが、このときの出来事でこれまでの彼女の印象が変わりました。

 

触れ合う男女
 

その出来事というのは、

バスに乗っている間に彼女の腕と僕の腕が何度かぶつかったことです。

 

もちろん、本当に軽く触れた程度。

 

普段ならこの程度では特に何にも思いません。

 

しかし今までのこともあり、その瞬間に恥ずかしながら”女”を感じました。(笑)

 

やはりふとした瞬間のスキンシップは、とても有効な手段になると思います。

 

これでまた僕は、恋愛モードの中へ背中を押されていきました。

 

が、このデートは彼女が熊本に発つ前日のことなのに、この日も目立った進展もありませんでした。(笑)

 

「これはたぶん自然消滅パターンかな…」と思っていたのですが、、、

 

完全に罠に落ちた!彼女の策略!

完全に罠に落ちた彼女の策略とは?

迷い!告白はしない!

 

翌日、彼女が沖縄から熊本へ出発する日になりました。

 

この日は、彼女や僕の友達の何人かが県外に出発する日だったので、バンドメンバーや県内に残る友達数名と一緒に空港まで見送りに行きました。

 

これから先は僕も彼女も大学があるので、会うことも難しくなりますし、関係が進展することもないだろうなと思っていました。

 

それに、このときは本当に未熟者だったので、彼女の本当の気持ちもよくわからなかったのです。

(今考えてみれば、2回もデートに誘った時点で気づけよって話ですが(笑))

 

正直な話、告白もしようかと迷いましたが、まだ彼女への気持ちもはっきりしないまま告白するのは、結果がどうであれ、失礼だと思ってやめました。

 

空港で見送り
 

その日は午前中に友達数名を見送って、17時に彼女を見送るという日程でした。

 

空港では、彼女と2人きりになるといったこともなく、いつもと変わらず、友達やバンドメンバーに交じって、「夏休みはまた集まろう!」的な話をしていました。

 

そして、17時。

 

僕の中では、彼女のことでモヤモヤが残る部分もありましたが、「このままいつも通り友達として、大学に入っても集まれればいいな」と思っていました。

 

しかし、彼女は僕の予想を裏切る行動をとったのです。(笑)

 

ずるい!彼女の予想外の告白方法

 

搭乗ゲートの前まで来て、集合写真を撮った後はもうお別れの時間でした。

 

本当のことを言うと、少し寂しい気持ちでした。

今度は逆に僕が涙目になりそうでしたが、そこは我慢。(笑)

 

しかし、本当に最後のときはきてしまいました。

 

「じゃあまた会おうね!」

 

そのまま、それまでの友達とお別れしたのと同じ要領で、彼女は搭乗ゲートの中に消えていきました。

 

「これで終わりか~。」

 

友達と帰ろうとしたとき、まさかの出来後が起きました

 

「ちょっと待って!」

 

声をかけてきたのは、バンドメンバーの女子でした。

どうしたのかと思って聞くと、彼女から電話かかってきているとのこと。

 

電話は、その場にいた友達1人1人全員に換わって、お別れの挨拶をすることになりました。

 

そして、僕のところに電話が回ってきました。

 

僕のところに電話が回ってきました。
 

そのとき彼女が言ったセリフはこうでした。

 

もう気づいてたとは思うけど、テツのこと好きでした。

これから離れ離れになるから、今すぐにとは言いません。

私はいつまでも、タケのこと待つから、大学卒業して私が沖縄に帰ってきたとき、

もしも、タケが私のことを少しでもいいなと思ってくれたら付き合ってほしいです。

 

驚きました。

そこまで考えてくれていたんだと。

 

正直な話、これを彼女に言うと怒られるかもしれませんが、ストレートな告白をされていたら断っていたかもしれません

 

というのも、先ほども言った通り、彼女に対しての気持ちがまだあいまいだったからです。

 

でも、これで僕の頭の中は完全に彼女のことでいっぱいになりました。

 

それと同時に彼女に対して、これからどうしようか真剣に考えました。

 

決断を迫らず、考える時間の余裕を与えることは、彼に対してあなたのことを考えてもらえる時間を与えることになるのです。

 

もちろん、その間に恋心が冷めてしまう人がいるかもしれませんが、

僕の場合はむしろ、彼女がこれほど思ってくれていることに愛しさを感じました。

 

そして決断をしたのです。

 

 

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遠距離恋愛がスタート~飛行機でしか会えない距離に~

遠距離恋愛がスタート

電話での返事

 

電話の後、バンドメンバーの男子に一連のことを相談しました。

するとそのメンバーは、彼女からもこのことで相談を受けていたことを教えてくれました。

 

今回はタイミング的に遠距離になることが分かっていたけれど、彼女のほうが想いを止められなかったみたいだと話してくれました。

 

 

「テツが好きになってくれるまで待つ」

 

 

それから一週間、その言葉がずっと頭の中で堂々巡りしていて、

気が付くと、もう好きになっていました

 

「このまま疎遠になるのはイヤだ。」

 

そう思いました。

それに加えて、正直な話、

「おれの知らないところで、おれの知らないヤツにとられてたまるか」と、本気で思いました。

 

それから、すぐに彼女に電話しました。

 

「遠距離になってしまうけど、必ず幸せにするから付き合ってほしい。」

 

ついに、遠距離がスタートしました。

 

【あるある】友達からの恋愛は実感が湧かない

 

友達から恋人関係になると、なった直後は全く実感が湧きません。

遠距離だと余計に分かりません

 

恋人関係になったからといって、すぐに会えるわけでもないし、デートもできなければ、手をつなぐことができるわけでもない。

 

最初はそれを覚悟の上で付き合うわけですが、月日が経つにつれて、だんだんと会えないことのフラストレーションは大きくなっていきます

 

そして、それが溜まりに溜まっていくと、、、

 

 

>>次のページは

【遠距離体験記2】会えなくて不安な日々を過ごすコツ!不安を解消する方法を教えます

 

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